天皇陛下、お誕生日おめでとうございます。
陛下の声をふるわせながらのお言葉を聴くとなんとも
辛い気持ちになる。
関口宏の朝のワイドショーで、青木理のコメントを
聞いていると、天皇制反対論者だなということが透け
て見える。
陛下のお言葉にまで政治的発言を控えるべきと言う
のは異常だろう。
青木理は天皇ロボット論者である!
外国人労働者の現場まで天皇皇后両陛下が訪ねていかれ
たことに、政治的なメッセージを感じとることの何が
いけないのか?
青木氏のようなことを言いだしたら、天皇陛下の行動
の全てが政治性を帯びていることになる。
陛下が障害者の施設や、老人ホームや、らい病患者の
施設や、沖縄や、海外のかつての戦地に慰霊の旅に
出掛けることも、すべて政治的なメッセージになる。
天皇陛下は、弱き者たち、犠牲になった魂、日本人が
忘れがちな人々にまで心を配っておられる。
そのこと自体が政治的メッセージになるではないか!
もともと、憲法というもの、立憲主義というものと、
天皇制は接合が難しい。
天皇ロボット論で、完全な国民主権となれば、フランス型
の民主主義になって、天皇制は廃止しなければならなく
なる。
イギリスでは女王陛下はもっと政治的発言の自由が
許されている。
青木理はバジョットでも読んで、立憲君主制の勉強を
した方がいい。